都内マンション最高賃料は531万円、ヒルズレジデンス初めて抜く

 不動産経済研究所は8日、「東京23区・30万円以上の高級・高額賃貸マンション調査」結果を発表した。高級賃貸マンションの戸数は全体で299件・2万7786戸となり、前回調査時(2008年11月)より39件・3282戸が新たに供給された。月額賃料高額物件ランキングでは、2005年の調査開始時点より1位をキープしていた「六本木ヒルズレジデンス」に替わり、「ラ・トゥール代官山」が最高531万円でトップとなった。

 月額賃料高額物件ベスト5は、第1位が「ラ・トゥール代官山」(渋谷区、賃貸138戸)で最高531万円、第2位が「六本木ヒルズレジデンス」(港区、賃貸473戸)で最高450万円だった。続いて、第3位は「元麻布ツインズ」(港区)で330万円、第4位は「城山トラストコート」(港区)で310.7万円、第5位は「麻布第一マンションズ」(港区)で280万円だった。

 また、新規供給物件(2008年11月以降竣工)の月額賃料ベスト5は、第1位が「ラ・トゥール代官山」(渋谷区)の531万円、第2位が「ラ・トゥール新宿」(新宿区)の230万円、第3位が「ガーデン高輪」(港区)の202万円だった。

 高級賃貸マンションのうち、月額賃料100万円以上の住戸を含む超高級賃貸マンションは63件・7994戸(前回調査時51件・6582戸)。エリア別では、千代田区が8件・651戸、中央区が1件45戸、港区が36件・5436戸、新宿区が4件・731戸、文京区が1件・132戸、品川区が1件108戸、目黒区が5件・541戸、渋谷区が7件・350戸だった。

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