ウォールストリート・ジャーナル(電子版)はこのたび、サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長が就任前に米ヘッジファンドなどから計800万ドル(約8億円)近い報酬を得ていた、と報じた。公的資金注入を受けた金融機関も高額の講演料を払っているなど、論議を呼びそう。
報道によると、サマーズ氏の講演回数は約40回にも及んだという。講演料はまちまちだが、ゴールドマン・サックスは13万5000ドルを払ったという。ホワイトハウスの開示情報によるが、ホワイトハウス当局者は、政権入りする前の物で問題はない、との認識を示している。