金融サミットのために訪英したオバマ米大統領夫妻が1日、バッキンガム宮殿にエリザベス英女王を訪問した。その際、女王とミシェル夫人が肩を抱き合うという異例の場面があったことが明らかになった。
宮殿の報道官は「女王とミシェル夫人が互いに、親愛の情を示した」との見解を示している。
英文筆家、チャールズ・モズリー氏によると、最初に腕を回したのは女王。女王はスキンシップが得意なほうではなく、チャールズ皇太子も子どものころ十分な愛情を示してもらえなかったと話していたほどだという。それだけに、この場面はメディアの大きな注目を集めた。
女王は別れ際にミシェル夫人に、これからも連絡を取り合おうと声をかけたとされ、これも異例の意思表示だという。