オバマ大統領、ゲイツ氏・バフェット氏と会談

 オバマ米大統領は14日、ホワイトハウスに米著名投資家ウォーレン・バフェット氏とマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏を招いて会談を行った。バフェット氏とゲイツ氏が展開する、世界の富豪を対象にした慈善キャンペーン「Giving Pledge」について協議したという。

 3人は会談において、「Giving Pledge」のほかに、米国が経済成長を続けるための方法、教育への投資による米国の競争力維持などについて協議を行った。バフェット氏は、富裕層への課税を増やすべきであり、「ブッシュ減税」は今年の12月での失効が認められるべきだと訴えたという。

 「Giving Pledge」は、バフェット氏とゲイツ氏が2009年より開始した慈善キャンペーンで、米国を中心とした世界の富豪たちに、自身の生前もしくは死後、資産の半分以上を慈善団体に寄付することを誓約させる活動。今月9日の発表では、フェースブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏など16人がこの活動に同意したことが明らかになった。現在までに、計56人の富豪がこの慈善キャンペーンに同意している。

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