「ティファニーで朝食を」のブレイク・エドワーズ監督死去

 オードリー・ヘプバーンさんの主演映画「ティファニーで朝食を」や映画「ピンク・パンサー」などで知られるブレイク・エドワーズ監督が15日、米カリフォルニア州サンタモニカの病院で肺炎の合併症ため死去した。88歳だった。

 エドワーズさんの妻は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」などで知られる女優のジュリー・アンドリュースさん。アンドリュースさんの広報担当者が、エドワーズさんが15日夜に、家族に見守られて静かに息を引き取ったことを明らかにした。エドワーズさんは2週間前から体調を崩して入院していた。

 エドワーズさんは1922年、オクラホマ州生まれ。俳優として映画界に入ったが監督へ転職し、1961年にオードリー・ヘプバーンさんが主演する映画「ティファニーで朝食を」で世界的ヒットを飛ばした。約50本の映画を監督し、2004年にはアカデミー賞名誉賞を受賞。プライベートでは、1969年にジュリー・アンドリュースさんと再婚。アンドリュースさんは前夫との間に娘が1人、エドワーズさんは前妻との間に娘1人と息子1人がいたが、さらにベトナムから2人の子供を養子に迎えていた。

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