「任天堂の対応は不満」(米ゲーム会社CEO)

 米ゲームソフト大手エレクトロニック・アーツ(EA)のジョン・リッチティエロ最高経営責任者(CEO)は、「任天堂の、サードパーティーへの対応は不満が残る」と語り、任天堂のサポート体制を批判した。

 これは米ゲーム業界サイトMCVで語ったもので、リlチティチエロ氏は「任天堂の、サードパーティーへの対応やサポートには不満が残る」として、不満をあらわにした。そして、任天堂のハードで著名なゲームでサードパーティーのものは「なかなか思いつかない」として、目立つのはマリオブラザーズ、ゼルダの伝説など自社コンテンツばかりだと例を挙げた。

 また、「サードパーティーへのサポートが手厚いのはアップル」だといい、「任天堂は世界でも独特だ」としている。

 アップルは自社でゲームタイトルを製作していないこともあり、事実上の垣根はないのかもしれない。ただ、任天堂の場合は、ハード、ソフトの両方を製作している以上、ソフトでもファーストパーティー、つまり自社のマリオブラザーズなどを優先しても仕方がないと言えなくはないが、リッチティエロ氏もその辺りの事情をわかってはいるものの、やはり不満のようだ。

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