海老蔵さんを甘く見すぎた元リーダーの誤算

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが暴行を受けたとされる事件で、元暴走族リーダーを担当する藤本勝也弁護士が担当を降りる意向を示しており、取材現場の報道関係者からは「もう示談の可能性はなくなった」との声が強まってきた。法廷に場所を移して、キッチリと白黒をつける流れになりそう。

 灰皿でテキーラを飲むことを強要した話、髪を引っ張り引きずった話など、海老蔵さんにとっては様々な話が漏れてきた。その上で、診断書を用意し、“伝家の宝刀”である被害届の逆提出をチラつかせてきた。その上で、リーダー側は11日、16日と2度の記者会見を延期している。これはポーズという見方も多い。

 刀を抜くと見せかけているが、結果的に1度も抜いていない。もし本当にブラフだとすれば、海老蔵さんサイドがまったく反応しないために、効果がなかったことになる。もうネタ切れという感じだ。

 それもそのはずで、民暴のプロ、深澤直之弁護士に依頼したのは灰色決着を望まないからだ。それは、松竹の社長迫本淳一氏の存在もある。経営者である一方で、弁護士登録しており、UCLAでロースクール法学修士を取得し、ハーバード大ロースクール客員研究員という肩書も持つ。日本的な水面下での示談決着など、ハナから頭にないのだ。

 松竹に金銭面など様々な面で面倒を見てもらっている「成田屋」(海老蔵さんも所属する一門)。さらにはこんな騒動を起こして松竹には頭が上がるはずもなく、海老蔵さんは松竹の方針を受け入れるだけだ。

 リーダー側は、海老蔵さんを甘く見ていたのかもしれない。


市川海老蔵さん

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