「恐怖指数」連動のETFが大証に上場

 「恐怖指数」に連動する上場投信(ETF)が20日、大阪証券取引所に上場し、1万5100円の初値をつけ、終値は1万3200円だった。

 大証によると、上場初日のこの日は売買高4900株、売買代金7200万円だった。「恐怖指数」(ボラティリティー・インデックス、VIX指数)とは、文字通り投資家の恐怖を現している指標でリーマンショック、世界大恐慌など相場にいかに絶望感が漂っているかを物語る。

 米主要500社の株価「S&P500」のオプション価格から算出されている。つまり、将来的に株価が下がっていると思う投資家が多い場合には、VIX指数は上昇することになる。

 日経平均は1万円台を回復してから、楽観的な意見も出るようになってきたが、その反対に賭けたい投資家向けとなる。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる