南アフリカで生まれた男児が生後6カ月後に、女児に「性転換」するという医学的にも極めて珍しい出来事が起きた。
これは、副腎皮質過形成(CAH)と呼ばれる、まれな遺伝子の状態で大量の男性ホルモンを作り出すという。医師は、生まれた時点では男性器も認められたために男児としたが、6カ月後には女児だとした。
遺伝子による先天性のものだとされるが、まれに起きうる事象であり、現在の日本の医療現場では、「マススクリーニング」という生まれて1週間ほどで全員検査を行うのだという。
英デイリーメールによると、今回の南アフリカの乳児は、ケニーと名付けられたが、女児となってからはケネスと改名されたそうだ。