今どきの小学生、〝マイ携帯〟保有率は3割

 電通と電通リサーチが行った「小学生のメディア接触調査2010」によると、小学生の携帯電話の自分専用保有率は15.7%、高学年では32.0%に達することがわかった。また、パソコン、ゲーム機器など、生まれた時からデジタルデバイスに囲まれている今どきの子供たちが、テレビ、新聞、雑誌などのマスメディアにも積極的に接触し、幅広いメディアライフを送っている実態が明らかになった。

 小学生全体の自分専用の携帯電話保有率は15.7%で、男子が12.0%、女子が19.3%となった。また高学年では32.0%に達し、高学年女子に限ると42.0%に達することがわかった。

 また、携帯音楽プレーヤーの自分専用保有率は9.2%。こちらも高学年になると20.5%に上昇、高学年女子に限ると29.0%となり、どちらも高学年女子が際立って高い保有率となっている。

 さらに、生まれた時からデジタルデバイスに慣れ親しんだ世代だが、小学校高学年では「新聞を読む」が40.0%、「雑誌を読む」が69.5%、「テレビを見る」が100%に達し、従来型のマスメディアにも積極的に接触していることがわかった。

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