OECD等の統計によると、日本人の海外留学者数は2008年に前年比11%減少し、過去最大の落ち込みとなった。22日に文部科学省が公表した。海外の大学等に留学した日本人は、各国・地域合計で約6万7000人。
一方、日本学生支援機構の調査によると、日本に留学する外国人は約14万人(今年5月時点)と過去最大となり、日本人の内向き志向を印象付けるような結果となった。
日本人留学者数の多い国は、1位が米国(2万9264人)。以下、2位が中国(1万6733人)、3位がイギリス(4465人)、4位がオーストラリア(2974人)、5位がドイツ(2234人)の順。
また、対前年比で増えたのは、7位のカナダ(34.6%増)、10位のニュージーランド(9.7%増)という結果になった。
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