NY原油は2年2カ月ぶり高値

 22日のニューヨーク商業取引所の原油先物市場は続伸し、米国産標準油種(WTI)の取引の中心となる2月限月物は前日比0.66ドル高の1バレル=90.48ドルで取引を終えた。終値ベースでは、2年2カ月ぶりの高値となった。

 米エネルギー省が発表した米週間在庫統計で原油在庫が、533万バレル減となる3億4069万バレルとなった。事前の市場予想よりも大幅に減少したことで、需給関係をにらんで続伸した。原油先物価格は一時は91ドルを超える場面も見られたが、連日高値となっていることもあり、売りも入った。

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