中国が0.25%の利上げ、インフレ懸念深刻化

 中国の中央銀行にあたる人民銀行は25日、預金の基準金利となる1年物定期と、貸出基準金利をともに、0.25%引き上げることを発表した。1年物定期は2.75%に、貸出金利は5.81%となった。

 今年に入ってからの中国の利上げは10月以来2度目。中国国内では、インフレ懸念が根強く、不動産はもちろん、最近では食料品を中心に物価が値上がりしている。11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.1%の上昇となっていた。

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