日経平均株価は115円安で最後は尻すぼみ

 30日の東京株式市場は大納会を迎え年内最後の取引となったが、日経平均株価は前日比115.62円安の1万228.92円で取引を終えた。

 東京外国為替市場のドル/円相場が、1ドル81円台の半ばで推移。こうした円高の動きを受けての売りや、目先の上昇分の利益確定売りなどで押されて、大きく下げた。結局、今年の大発会を超えることはできず、終わってみれば尻すぼみとなった。

 来年の見通しとして、三菱UFJ証券は「円高リスク」「脆弱な株式需給」を課題として挙げており、一方で、大和証券金証券研究所は「下値限定&上値余地拡大とみており、強気スタンスを継続」としている。

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