クラウド関連銘柄コムチュアがまたストップ高

 東京株式市場では12月に入り、2011年に続くマーケットとしてクラウド関連銘柄が物色されているが、30日もマザーズ市場のコムチュアが前日比4万5000円高の26万3000円のストップ高となった。

 コムチュアのほか、関連ではセゾン情報、シナジーマーケティングなどもこの日は物色されている。将来の日本国内のクラウド市場は、2009年~2014年の年間平均成長率35.6%、2014年の市場規模は1432億円と予測されている(IT専門調査会社 IDC Japan調べ)。

 ただし、課題もある。この市場では、インフラ領域では、参入事業者の急増によって急激に価格が下落するという現象が起きており、コスト競争に耐える体力が要求されている。価格競争を回避するには、高付加価値のサービス訴求する以外に方法はなく、早くもサバイバルとなっている模様だ。

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