MS創業者が特許権侵害でグーグル、アップルなど提訴

 マイクロソフトの共同創業者の一人、ポール・アレン氏(57)が29日までに、フェースブック、グーグル、アップル、ヤフーなどの企業を相手取って、アレン氏が持つインターネット関連の特許を侵害したとして米連邦地裁に提訴した。中には、アンドロイド、アイチューンズなども含まれているのだという。

 米紙LAタイムズなどによると、アレン氏の訴えは自身が持つ4つのインターネット関連の特許技術が侵害されているということ。その中には、グーグルの携帯電話OSであるアンドロイド、アップルの音楽配信システムのアイチューンズも含まれているという。

 ポール・アレン氏はハーバード大在籍時に、ゲイツ氏を口説いてマイクロソフトを起業した人物。病気のために一度は退社したが、もう一度復帰。現在の成長の礎を築いて引退した。その後は、自身が開発した技術約300の特許を持つなど大富豪となり、地元のシアトルのNFL、NBAの両チームを保有するオーナーでもあり、スポーツでも名が知られている。

 約300ものインターネット関連の特許は、自身が設立した法人インターバルリサーチで管理している。


ポール・アレン氏

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