「電子書籍」利用の約7割はマンガ

 昨年は電子書籍元年とも言われ、今年はさらに伸びる市場だと見込まれている電子書籍の読者が最もよく読むジャンルは「漫画」(66.9%)であることがわかった。パピレス調べ。

 調査結果によると、「よく読む電子書籍のジャンルは?」という問いに対して、最も多かった回答が66.9%で「漫画」と答えている。次いで「小説・ノンフィクション」(22.7%)、「趣味・生活・雑誌」(7.4%)、「ビジネス・教育」(2.0%)と続く。

 「2010年1月~11月)で、何冊くらいの電子書籍を読みましたか?」との問いには、「10冊以上50冊未満」(43%)、「50冊以上100冊未満」(18%)の順で、「100冊以上」とした回答も合わせて11%あった。

 では、電子書籍にかける「ひと月の費用」は、最も多かったのが「1000円以上5000円未満」(52%)で、「1000円未満」(22%)。「1万円以上~10万円未満」も9%で、「10万円以上」という回答も3人あった。

 「どんな人に電子書籍をすすめたいですか?」という問いには、「忙しい人、家が手狭な人」(40代女性)、「電車、バス、新幹線等で移動が多い人」(30代女性)、「本屋が遠い人、買いに行く時間がない人」(30代女性)といった、日本人の生活事情を反映した回答が多かった。


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