母から娘へ伝わる10名家の逸品展示、オークラ東京

 東京・虎ノ門の「ホテルオークラ東京」は2月21日より7日間限定で、チャリティーイベントとなる展覧会「名家の逸品-母から娘へ-」を開催する。

 同イベントは昨年2月に開催した展覧会「名家の逸品 礼の家・宴の美」に続く第2回。今回は「母から娘へ」をテーマに、名家の長い歴史の中で受け継がれてきた数々の「逸品」を厳選して紹介する。出展は、尾張徳川家分家、嵯峨家、徳川宗家、鍋島家、前田家、松平家、三井家、表千家、裏千家、武者小路千家。

 展示されるのは、ウェディングドレスや十二単、雛人形やテーブルウェアなど、母から娘へと伝わっていくもの。日本有数の名家に代々伝わる優品や逸品を通して、日本人が大切にしてきた心の作法を表現する。またこれらの逸品の数々を、和紙デザイナーの堀木エリ子氏が和紙を使って演出。「和」と「洋」を見事に調和させ、斬新ながら歴史の息づかいを感じさせる空間を創り出す。

 同イベントの収益金は日本赤十字社を通じて、世界の子どもたちへ贈る文具などの物資援助に充てられる。

【名家の逸品-母から娘へ-】
開催期間:2011年2月21日(月)~27日(日)
時間:10:00~18:00(入場17:30まで)
会場:別館地下2階 アスコットホール
料金:前売券1,000円/当日券1,200円

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