米国に亡命していたイランのパーレビ元国王の次男、アリレザ・パーレビ元王子(44)が
ボストン郊外の自宅で自殺していたことがわかった。
NYタイムズ紙によると、兄のレザ・パーレビ元皇太子(50)が声明で明かしたもので、
アリレザ氏は銃で自殺したという。動機など詳しい状況はわかっていない。
パーレビ国王は、1979年のイラン革命で亡命。レザ元皇太子は、現イラン政権を批判するなどメディアに登場する機会は多いが、弟のアリレザ元王子はハーバード大の神学校で古代イランの研究を行うなどしていた。
アリレザ元王太子の妹レイラ・パーレビ王妃もすでに亡くなっている。

パーレビ国王一家。左から2人目が
アリレザ元王子(1973年)