一晩徹夜することのカロリー消費はわずか135キロカロリーで、グリコのプッチンプリン1個のレベルに満たないということが、米コロラド大ボルダー校の研究によってわかった。
研究したのはコロラド大学ボルダー校の生理学のケネス・ライト准教授らのチーム。実験は被験者8人(成人男性)に3日間、研究所のベッドで食事など規則正しい生活を送った。食事の分量は、被験者に必要なカロリー量に調節した。
16時間起きたまま過ごし、その後に8時間睡眠するという一般的な生活パターンのグループと、40時間ぶっ通しで起きて8時間寝るというグループとに分類した。結果は、後者のグループの方が約135キロカロリー多くのエネルギーを消費したのだという。
実にグリコのお菓子コメッコ1袋が約140キロカロリー、プッチンプリンが約157キロカロリーで、そう考えればそれほど大きくは感じない。
だが、人間の体はうまいことできているもので、徹夜で多めに消耗されたエネルギーは、徹夜明けの時にある程度回復するのだということも調査結果からは明らかになっている。
プッチンプリンの公式サイトより