12月米雇用統計は失業率が0.4ポイント改善

 米労働省が7日発表した12月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数は前月比プラス10万3000人となったが、事前予想よりは下回っている。一方、失業率は9.4%(前月9.8%)と改善した。

 民間の雇用統計調査ADP雇用者数が大幅な改善傾向を示し事前予想を大きく上回っただけに楽観視されていた。そのため市場予測は予想中央値は15万人前後。強気予想では20万人というものまであった。

 失業率こそ久々に改善が見られたものの、市場の反応は微妙なものとなりそうだ。

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