7日のニューヨーク株式市場は続落し、ダウ工業株30種平均は前日比22.55ドル安の1万1674.76ドルで取引を終えている。
この日発表の12月の米雇用統計の結果は良好なものだった。失業率が9.4%へと大きく改善し1年7カ月ぶりの低水準となったが、非農業部門就業者数は前月比10万3000人増と、前月の7万1000人増を上回った。取引開始直後は値を上げたものの、市場では事前予想の期待が大きかったということもあるのか、買いは持続しなかった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は7日、上院予算委員会で証言し、景気回復への期待感を示したものの、雇用情勢の回復には時間を要するとの趣旨の発言をした。
ナスダック総合指数も同6.72ポイント安の2703.17と反落した。
ベン・バーナンキ氏