ルノーEV情報漏えい「核心部分は流出せず」

 仏自動車大手ルノーの幹部が電気自動車(EV)の技術を漏えいしたとの疑惑で、ルノーのパトリック・ペラタ最高執行責任者(COO)は、技術の革新部分の情報は流出していないことを明らかにした。ルモンド紙のインタビューに答えたもの。

 同紙によると、漏えいされた可能性があるのは、EVの車体などに関する情報で、致命的なものではないという。昨年8月から社内では、幹部社員3人による漏えいの疑いがあるとして内偵調査を行ってきたという。

 ベラタ氏によると、EVの核となる電池やモーターの情報は流出していないために、これまでの予定通りに開発を進めていくという。また、フィガロ紙などでは、中国に漏えいされた疑いがあるとも報道されているが、この点については言及していない。

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