米携帯大手ベライゾン・ワイヤレスは11日、アップルの携帯電話「ｉＰｈｏｎｅ４」を2月から販売することを発表した。同国内では、ＡＴ＆Ｔに次いで2社目の取り扱いとなり、独占形態が崩れることになる。
ベライゾンによると、価格は2年契約で、16ギガバイト（ＧＢ）が199.99ドル（約1万6000円）、32ＧＢが299.99ドル（約2万5000円）。
ベライゾンは9000万人超のユーザーを抱えており、そうした期待感からもアップルの業績に寄与すると見られ、アップルの株価は年末から思惑買いが入っていた。
ｉＰｈｏｎｅは米国ではこれまで、ＡＴ＆Ｔが一社独占で提供していた。日本でもソフトバンクが一社独占。しかし、複数のキャリアが扱っている国もある。
ベライゾンＣＯＯのロウエル・マカダム氏（左）
と、アップルＣＯＯのティム・クック氏
