エアバス180機、1.3兆円分を印航空会社が購入

 航空機メーカー大手のエアバスは11日、インドの航空会社インディゴ・エアラインズ社に、「エアバスA320」を180機売却する契約を交わしたと発表した。一度の契約で取り扱う機体の数としては史上最多となる。価格は表示では総額150億ドル(約1兆3000億円)に上る。

 インドは、大富豪たちがプライベートジェットを大人買いすることでも知られてきたが、今度は同国を代表するローコストキャリアが、航空業界史上で最大の取引を行った。

 インドの航空産業は、2005年に第二次航空ブームが起き多くの企業が参入。インフラ、人材などの面でまだ追いつかない部分はあるものの、今後の成長産業と位置付けられている。

 インディゴ・エアラインズ社は2008年からサービスを開始し、インド国内の空港にくまなく航路を展開している。


エアバスA320(同社サイトより)

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