1年生になったらインターネットは当たり前?

 子どもがインターネットの利用を開始する年齢が、低年齢化する傾向にある。開始時期のトップはなんと「小学校1年生」。もっとも閲覧目的の1位は「ゲーム」。これはまだまだ子どもだからと言うべきか、はたまた親の行動を真似た結果なのか?

 インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」の「小学生のインターネット利用に関する調査結果(第8回)」によると、インターネット開始時期のトップは「小学校1年生(21.8%)」、次いで「小学校3年生(18.6%)」となった。

 また、小学生がいる家庭の25.8%はフィルタリングサービスを利用しており、特に「子ども一人に一台のパソコンを使っている」場合は38.8%が利用。「親と共有のパソコン」に比べてフィルタリングサービスの使用率が高い。

 インターネットの閲覧目的は、「ゲーム(58.9%)」が最も多く、次いで「検索(趣味・娯楽に関するもの)(52.8%)」、「検索(勉強や宿題のため)(51.1%)」の順となった。

 なお、年齢制限無しに調査したヤフーの「インターネット利用者アンケート調査(第23回)」によると、「あなたがウェブサイトを利用する目的は何ですか」との問いへの回答は、1位が「個人的な趣味、娯楽の情報収集のため(90%)」、2位が「商品を購入、検索するため(69%)」、3位が「仕事や研究、勉強の情報収集のため(60%)」となっている。

 ネット利用の主目的が娯楽であるのは、「まだ子供だから」とは言い切れない。

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