デニス・ホッパーが銃で撃った毛沢東の肖像画、2500万円で落札

 競売大手クリスティーズがニューヨークで開催したオークションに、米俳優デニス・ホッパーさんが所有していたアートコレクションが出品され、ホッパーさんが銃で撃った2発の弾痕が入った毛沢東の肖像画が30万2500ドル(約2500万円)で落札された。落札予想額は2万~3万ドルで、予想額を大幅に上回った。

 この肖像画は1972年のアンディ・ウォーホル氏の作品。ホッパーさんはある夜自宅に帰った時、自分をじっと見つめているような毛沢東の肖像画に驚き、思わず銃で2発撃ってしまったという。弾痕は毛沢東の右肩と左目の上に残ってしまった。その後、この絵をアンディ・ウォーホル氏が見た時に、この作品を2人の共同作品とすることに決めたという。

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