日本の「経済自由度」は世界20位、首位は香港

 米ヘリテージ財団が発表した「経済自由度指数(2011年版)」によると、日本は世界183カ国・地域の中で20位となった。アジア・太平洋地区の41カ国の中では6位。なお、1位は17年連続で香港。最下位は北朝鮮となった。

 同財団の「経済自由度指数」は、「金融の自由度」「貿易の自由度」「投資の自由度」など、10項目を点数化し、100点満点で自由度を評価。首位の香港は89.7、最下位の北朝鮮は1.0だった。米国は77.8で前年の8位から9位に、英国は74.5で11位から16位にそれぞれ後退。中国本土は52.0で135位となった。

 日本は72.8で20位。「不正からの自由度」が世界平均を大幅に上回るが、「労働の自由度」と「政府支出」が足を引っ張っている。

 なお、上位20位のランキングは以下の通り。

1)香港(89.7)
2)シンガポール(87.2)
3)オーストラリア(82.5)
4)ニュージーランド(82.3)
5)スイス(81.9)
6)カナダ(80.8)
7)アイルランド(78.7)
8)デンマーク(78.6)
9)米国(77.8)
10)バーレーン(77.7)
11)チリ(77.4)
12)モーリシャス(76.2)
13)ルクセンブルグ(76.2)
14)エストニア(75.2)
15)オランダ(74.7)
16)英国(74.5)
17)フィンランド(74.0)
18)キプロス(73.3)
19)マカオ(73.1)
20)日本(72.8)

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