日医工が売上、純利益とも過去最高で増配

 ジェネリック大手の日医工が13日発表した、2010年11月期の売上高が前年同期比17.4%の643億円、純利益が同3%増の38億円となり、ともに過去最高となった。また、年間配当は東証1部上場記念配2円を合わせて32円となる。

 これで同社の売上は10期連続の増で、高脂血症治療剤などの販売が好調だった。また、来年以降に関しても、ジェネリック(後発)医薬品の使用が、国内外で今後とも伸びる中で自社の製品も伸びると見込む。すでに、香港、マレーシア、タイでは来年5月から順次営業をスタートしていく計画となっており、東南アジアでの販売が業績に寄与していきそう。

 また、1月末に東証株価指数TOPIXに新規採用となることが決まっており、インデックス運用のファンドなどからの買いが入ると見られている。

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