中国が日本の土地を買うのは水資源確保のため?

 中国人や外国人が買収した土地は、東京ドーム約130個分に相当する。ようやく国も現状把握に本腰を上げたばかりだが、「中国が、河川の水質汚染により自国の水資源が枯渇するのに備え、日本の土地を買い占めている」という説が浮上しているのだという。

 朝鮮日報では、陰謀論だとして「北海道の水を中国に大量に運搬するというのは、明らかにナンセンスな話だ」と触れている。

 それは、買収している地域が水資源をはじめとした自然が豊かな地域が多いために、そのような連想も働いているのかもしれない。

 林野庁の調査では、外国資本が買収した森林は全部で558ヘクタール。そのうちの556ヘクタールが北海道だった(昨年11月時点)。

 特に北海道が人気があるのだが、主な目的は、リゾート用地を確保するためではないか、とも言われている。

 今後の動向はまだわからないものの、現在は、国だけでなく、地方自治団体でも、外国人の土地所有を規制する法案も検討されている。

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