ハーバード大志願者が過去最高に、15%増の3.5万人

 米国のハーバード大学は14日、来年度の入学志願者数が過去最高の3万5000人になったことを発表した。

 同大アドミッションオフィスのウィリアム・フィッツシモンズ氏によると、現在は3万489人でさらに15%増の3万5000人になるのだという。

 世帯収入が18万ドル以上の家庭は上位10%で、6万ドル以下の学生には援助プログラムもある。ここ3年間の世界的な景気後退にあって、受験者数を増やしたのは、こうした援助もあるのではないか、と見られている。

 ちなみに、同大の昨年の合格率は6.9%。ただし、ハーバードに限らず、不況の中でも実は、スタンフォード、コロンビア、ペンシルベニア、ノースウエスタン、デュークなどの各名門大学も昨年は過去最高の志願者数だった。将来性のある学生を取りたいという学校側の意向もあってか、各大学とも財政援助プログラムに力を入れているようだ。


ハーバード大

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