海外旅行復調、トップはエイチ・アイ・エス

 主要旅行業者によると、旅行取扱高は全体的に回復傾向。特に海外旅行が好調で。昨年11月は前年同月比16.9%増加した。旅行業者別にみると、海外旅行取扱高のトップは、同24.2%伸びたエイチ・アイ・エスとなった。

 観光庁が公表した11月の「主要旅行業者の旅行取り扱い状況」によると、海外旅行は尖閣諸島問題の影響が続いているものの、羽田空港の国際線発着枠拡大などにより、前年同月比で16.9%と2カ月連続で増加した。

 また、国内旅行は企業・個人旅行に回復の兆しがみられ、紅葉シーズンを迎えた近畿が好調に推移し、同1.2%増加した。これに外国人旅行を合わせた総取扱高は同6.5%増加し、こちらも2カ月連続で増加した。

 旅行取扱高を海外旅行に限ってみると、11月の取扱高上位5社は以下の通り。

1)エイチ・アイ・エス(220億円)
2)阪急交通社(185億円)
3)JTBワールドバケーションズ(160億円)
4)近畿日本ツーリスト(129億円)
5)日本旅行(122億円)

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