会社規則で下着着用は義務、司法判断(独)

 ドイツで、女性の従業員がブラジャーで出勤する社内ルールを決定したが女性が不服として会社側を訴えていた件で、ケルンの裁判所は、会社側の主張を認めてルールに従うよう命じた。

 この会社はドイツの空港警備会社で旅客のセキュリティチェックなどを行っているという。また、下着に関してだけでなく、適切な爪の長さを保つようにとのルールも決められたという。これらのルールは、旅客への配慮として行うことが目的だったという。

 女性側とすれば、服装や身なりくらいとなるだろうが、裁判所の決定では、会社側には、ブラジャーを含めて服装を服務規定と認めることができるようになったということだ。

 昨年は米国シティグループを「魅力的過ぎる」との理由で解雇となったデブラヒー・ロレンザーナさん(33、Debrahlee Lorenzana)が訴訟を起こした。当時の上司からは、あまり体のラインが強調されないような服装に替えることなどを命じられたという。


デブラヒー・ロレンザーナさん

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