巨大市場を享受するスマートフォン関連銘柄

 スマートフォンが急速な勢いで普及している。2014年度には世界の携帯電話の4分の1以上を占めるとの予想もあり、株式市場ではスマートフォン関連銘柄が注目されている。

 情報・通信リサーチのミック経済研究所の予測によると、2014年度に世界のスマートフォン需要は、約4億5000万台に増加する。これは携帯電話機の需要全体の25.7%にあたるという。目の前に巨大な市場が横たわっているのは明らかだ。

 このままスマートフォンに代表される新しいデバイスの進化が続くと、PCと異なり机に束縛されないので、アクセス手段は基本的にワイヤレスとなる。従来の携帯電話と違い、コンテンツビジネスも大きな変革が求められるだろう。そこにどのような新しい市場が生まれるのか、未知数な部分が多い。

 三菱UFJ証券はレポートの中で、以下のスマートフォン関連銘柄に注目している。

【フォスター電機(6794)】音楽ダウンロード機能をもつ携帯電話向けのヘッドフォンなどが得意。
【日本写真印刷(7915)】スマートフォンに多用されるタッチパネルの大手。
【KIMOTO(7908)】タッチパネル向けのハードコートフィルムが注目される。
【NOK(7240)】【フジクラ(5803)】【有沢製作所(5208)】スマートフォンに使われるフレキシブル配線板の大手メーカー。

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