ジョブズ氏2009年にスイスで放射線治療、生存率6割

 病気療養を発表した米アップルのスティーブ・ジョブズCEOが、過去2009年に、スイスで神経分泌がんの放射線治療を受けていた、と米誌フォーチュンが報じた。

 同誌によると、この治療は米国では受けることができない特殊なもので、ジョブズ氏はスイスに渡ってバーゼル大学で治療を受けたという。今回の病状は発表していないものの、このタイプのがんは再発の可能性があるとも指摘している。元取締役の故ジェローム・ヨーク氏が証言したという。

 また、アイオワ大学の神経内分泌がんの研究も合わせて紹介し、転移性疾患の5年間の生存率は過去20%だったが、今日では6割近くまで上がっているのだという。

 ジョブズ氏は2009年1月から約半年間治療のために休養した。


スティーブ・ジョブズ氏

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