ルックスの良し悪しと知能は連動するという衝撃的な研究結果が報告された。英国の研究によると、ルックスが良い人はIQが平均より14ポイント高く、また女性より男性の方がその傾向がより顕著にみられたという。英メディアが報じた。
この研究を発表したのは、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の研究者、カナザワ・サトシ氏。調査結果によると、外見が魅力的な女性は平均よりIQが11.4ポイント高く、また外見が魅力的な男性は平均よりIQが13.6ポイント高いという結果が出た。また、中流階級の女性は、労働者階級の女性よりもIQが高い傾向にあったという。
カナザワ氏は「社会的階級やボディーサイズ、健康状態に関わらず、外見的魅力は明らかに一般的知能と連動しています。男性は特に、外見的魅力と知能の関係性が女性より強いです」「美しい人々がより知的だという私たちの主張は、純粋に科学的なものです」と語っている。
カナザワ氏の研究は、1958年3月に生まれた英国人1万7419人の容姿と知能を幼少時代から成人になるまで調査した「National Child Development Study」に基づいている。同様の研究が3万5000人の米国人を対象に実施されており、それに基づいた研究からも、容姿と知能の連動性について同様の結果が得られたという。