米ニューヨーク大学の経済学者ヌリエル・ルービニ教授は、市場などについてペシミスト(悲観論者)として超弱気の発言で有名だが、実は「投資上手」と言われている「勝ち組」だ。最近はNYマンハッタンに億ションを購入したり、また4年間で1500%のリターンをあげているようなのだ。
金融危機を予測し的中させたことで、悲観論の論客として人気が高いルービニ氏。実は、それで一番稼いだのは本人だった。
トルコメディア「AKSAM」によると、2007年にはトルコで行われた講演のギャラが1万ドル。そして2010年には上乗せしたギャラを提示したようだが、結局15万ドルにまで高騰。実にリターンは1500%となった。
最近では、NYマンハッタンの高級物件を購入し、しかも299万ドル(約1億9000万円)のローンを組んだという。物件価格は、2008年のリーマンショック以前よりも2割ほど安いという。
また、噂ではルービニ氏の弱気発言は、恐怖指数(VIX)の動きと似ているとも言われており、今後も発言は追いかけていっても損はないだろう。
ヌリエル・ルービニ教授