NY原油は2年4カ月ぶり高値、エジプト情勢緊迫化で

 1月31日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、エジプト情勢を受けて大きく続伸し、WTI(米国産標準種)の取引の中心となる3月限月物は1バレル=92.19ドルで取引を終えた。2008年10月以来の2年4カ月ぶり高値となった。

 緊迫化するエジプトの反政府デモは、周辺の産油国にも何らかの影響を及ぼすのではないか、との観測も拡がっており、今後は需給が逼迫する恐れもあることから、買いが集まった。

 また、欧州のインターコンチネンタル取引所の北海ブレント原油先物は、1バレル=100ドルを突破している。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる