米航空宇宙局(NASA)のケプラー望遠鏡が、生物が生息可能な地球サイズの惑星を54個発見したと発表した。地球外生命体が存在し得るものであり、また、遠い未来においては、人類移住というテーマにつながる可能性もある。
発表によると、銀河系には200以上の地球サイズの惑星が存在し、さらに、水もあって生物が居住可能と見られる惑星はそのうち54あったという。ケプラーシステムの責任者ウィリアム・ボルッキ氏が確認した。
すでに検出していた約1200の惑星候補の中から、さらに調査を行い、54という結果に絞り込まれたという。
ケプラーは2009年に打ち上げられた探査機で、恒星の明るさを測定している。
ケプラーの惑星候補(NASA/Wendy Stenzel)