ドバイのムハンマド首長は18日、自身のウェブサイト上で内外記者の質問に答え、世界的な金融危機のドバイ経済への影響について「最少の被害で危機を脱した」と主張した。
ムハンマド首長は、ドバイ政府が200億ドル(約2兆円)の政府債を発行し、100億ドルをUAE中央銀行が引き受けたことなどで「金融危機の影響を記録的に短い期間で抑え込むことに成功した」と語った。
短期間での発展については「世界で最も高いビルや豪華なホテルがあるモデルを目指したのではない。人的資源への投資、有利な地理的条件、貿易への特化」にあるとした。