日本製品は「カッコイイ」「センスがいい」、また「高品質」「活気や勢いを感じる」というイメージが強いことがわかった。日本製品はガラパゴス化したと叩かれることも多いが、この調査をみる限り日本製品のイメージは国際的に高い評価を維持しているようだ。
博報堂はアジアと欧米・中南米の主要18都市で、「日本製品」と「韓国製品」に対するイメージを調査し、比較・分析を行った。それによると、製品イメージの比較で、「カッコイイ/センスがいい」「高品質」「活気や勢いを感じる」すべての項目で、日本製品が韓国製品を上回った。
特に「高品質」イメージは都市別に見ても、すべての都市で「日本製品」が上回り、中でも台北、サンパウロの2都市では70ポイント以上、クアラルンプール、モスクワ、デリー、香港の4都市では50ポイント以上も上回る結果となった。
日本から連想するモノ・サービスは1位「家電/AV製品」(65.7%)、2位「デジタル製品」(60.8%)、3位「自家用車」(57.3%)。この3大製品イメージが世界共通で確立している。