プロサッカーの世界的名門チーム、インテル・ミラノに期限付き移籍した長友佑都選手(24)が、5年前の明治大学サッカー部時代にスタンドで応援要員だった頃に叩いていた太鼓が「リズミカルすぎる」「すごすぎる」などと話題になっていた。
日本サッカー史上で最もステータスの高いクラブに移籍した長友選手。 控えでベンチにも入れずに、スタンドの応援要員として太鼓を叩いた時期があったのだが、ネット上では「あれで控えなのか」などという声があがっていたほど凄かったそう。
観客は、いつの間にか、長友選手の太鼓に耳を奪われ、いつしか目までの奪われてしまうということもあったようだ。
結局、長友選手は3年生時にJリーグのFC東京入団。公式HPの日記で当時の様子を次のように振り返っている。
「明治大学に進学し、ここでもまた色々な経験をさせてもらい成長する事ができました。中でも、一番成長できたのが、応援の和太鼓です!1、2年生の頃は、ケガなどで試合に出場できない事が多く、試合の時は必ず太鼓を叩くのが僕の使命でした」としている。
そして、FC東京よりも先に鹿島アントラーズからスカウト?が来たのだという。
「正直、自分でも自己満足するくらいアフリカンなノリの太鼓は、大学サッカー界の話題をさらいました。鹿島アントラーズのサポーターの方から「ウチで太鼓を叩いてもらえないか?」というオファーを受けた程ですから」と振り返っている。
ベンチにも入れなくても輝いていた?長友選手。中学時代にはユースの試験に落ち、高校時代も無名、そして、大学に入ってもスタンド。それが今は、名門でレギュラーポジションを掴み取り、そして世界一の左サイドバックの座を狙おうとしている。長友選手の活躍が待ち遠しい。
明大時代の長友佑都選手
長友佑都選手(インテル・ミラノ公式サイトより)