スーパーボウルで印象派ルノワール絵画を賭け

 現地時間の6日に行われる米プロフットボール(NFL)の王座決定戦スーパーボウルで、美術館同士の「賭け」が行われる。

 カーネギー美術館と、ミルウォーキー美術館がお互い所蔵する印象派の絵画を、勝敗次第で貸与しようというものだ。

 もしも、グリーンベイ・パッカーズが勝てば、カーネギーがピエール・オーギュスト・ルノアールの「Bathers With Crab」が、ミルウォーキーに貸与する。一方、逆にピッツバーグスティーラーズが勝てば、ミルウォーキー美術館がギュスターヴ・カイユボット
の「Boating on the Yerres」を貸与するという条件となっている。

 昨年は、ニューオーリンズとインディアナポリスの美術館が、絵画をお互いに賭けているように、流行になりつつある。

 美術館同士の交流もあまりなく、こうした国民的スポーツイベントをきっかけに交流を図ること、美術、ひいては美術館の活動に興味を持ってもらうことが目的だという。

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