世界の主要企業の4割が水で困った経験

 世界の主要企業150社のうち39%が、水の問題で事業に支障が出た経験があることが、英国の非営利団体「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)」の調査で明らかになった。

 これは、同団体が昨年、302社に回答を要請し、そのうち25カ国150社から返答があった。

 調査結果によると、過去5年間に水の問題で事業に支障が出た企業が39%もあったという。そうして一方で、水に関連した事業を行うことで、収益チャンスにつながると考えている企業が62%もあることがわかった。企業が直面する水問題は、ピンチとチャンスが同居しているというのが実情のようだ。

 こうした事態を見越して、すでにフォード、GE、P&Gなどが対策を講じているのだという。

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