米クロニクル・オブ・フィランソロピー誌が、昨年慈善活動への寄付額が多かった米富豪50人のランキングを発表した。1位は著名投資家ジョージ・ソロス氏、2位はニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏だった。
1位のソロス氏は昨年、自身が設立した「オープン・ソサエティ財団」に3億3200万ドル（約273億円）を寄付した。2位のブルームバーグ氏は、約1000団体に2億7918万ドル（約230億円）を寄付していた。
ランキングの中で50歳未満の富豪は、10位に入ったフェースブック創業者マーク・ザッカーバーグ氏（26）とセールスフォース・ドットコム創業者のマーク・ベニオフ氏（46）、16位に入ったイーベイ創業者ピエール・オミダイア氏（43）とパム夫人（43）だった。
2010年は米富豪の寄付総額が例年よりも少なく、上位50人の総額は33億ドルで、2000年から開始された同調査では最低額となった。
【2010年米国寄付額ランキング TOP10】
順位：名前、寄付金額、ランキング掲載回数
1位：George Soros、約3億3200万ドル、5回
2位：Michael R. Bloomberg、約2億7918万ドル、7回
3位：T. Denny Sanford、約1億6250万ドル、5回
4位：Irwin M. and Joan K. Jacobs、約1億1949万ドル、6回
5位：Eli and Edythe L. Broad、約1億1830万ドル、11回
6位：Leonard Blavatnik、約1億1720万ドル、1回
7位：Frances Lasker Brody、約1億1000万ドル、1回
8位：T. Boone Pickens、約1億104万ドル、5回
9位：Meyer and Renee Luskin、約1億50万ドル、1回
10位：Marc R. and Lynne Benioff、約1億ドル 1回
10位：Mark Zuckerberg、約1億ドル、1回
