クーポン共同購入サイト最大手の米グルーポン(Groupon)が6日、プロフットボールNFLのスーパーボウルにCMを放送した件で、非難の声が殺到し謝罪した。
チベットの山々を映し、危機を訴えるナレーションをかぶせ、その後、グルーポンならチベット料理のクーポンもあるという内容だった。30秒間で、2億円以上の放映権料が必要となるスーパーボウル。
ワシントン・ポストによると、このCMを放送直後に、ソーシャルメディアなどで非難が殺到したという。放送の目的としてセーブマネーという募金キャンペーンを訴えることだったそうだ。ただ、笑いの要素を入れたものの、結局は自社の宣伝をちゃっかりしてしまったという結果となった。創業者のアンドリュー・メイソン最高経営責任者(CEO)も誤解を与えたと謝罪した。