新たな「AKB商法」に批判、指原莉乃さんの番組で

 新たな「AKB商法」と言われる手法が持ち上がっている。AKBメンバーが出演するTBS系深夜バラエティー「さしこのくせに」で、携帯サイトで3万票集めなければ打ち切りということが発表された。だが、この投票は有料で、スポンサーのサイトを使うという露骨な手法にインターネット上では「露骨な商法だ」などという意見が出ている。

 「さしこのくせに」はメンバーの指原莉乃さん(19)が出演するバラエティーで、指令では3万票集めないと番組打ち切りということになった。だが、1票が50円に相当し、これだけでも50円×3万票=150万円となる。プラス使用するためには月額基本料金の315円が必要となる。仮に3万人が登録したすれば945万円となり、投票と合わせれば1000万円を優に超える計算となる。

 ただ「投票に上限はない」などの条件があるために、1人が複数投票するのは確実だ。ちなみに、この番組のスポンサーは3月が決算ということもあり、駆け込みで売上を計上しようという狙いと言えば邪推か。今後は、こうした取り組みに乗っかってくる企業が続出する可能性も否定しきれない。

 AKB商法とは、一定の購入条件をクリアした購入者に限定して、イベント参加などの特典が与えられるために、1人で大量にDVD、写真集などを購入するファンが後を絶たず、賛否両論ある。

 今回の件に関して、当の指原莉乃さんは自身のブログで「すみません…さしこのくせにの反響のすごさに驚いています。あくまで、番組の企画なのでみなさん、無理をなさらないでください。私は、へたれはへたれとして、この境遇を頑張りますので!大丈夫です!指原のためなんかに、みなさんくれぐれも無理をなさらず…」と恐縮していた。


指原莉乃さんの公式ブログ

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