上場前から熱い! 東証の新型証券・ETN市場

 東京証券取引所はこの4月をめどに、国内・海外の株価指数・商品指数などに連動する新型証券ETN(上場投資証券)の上場を解禁する。ETNは客観的で公正かつ公表されている指数なら、どんなアセットにも連動させることが可能で、海外株や貴金属などが想定される。東証上場部によると、「すでに予想を上回る内外20社以上から上場商品の打診があり、商品、通貨、オルタナティブなどへ連動する商品が申請されている」という。

 ETNはETF(上場投資信託)と似ているが、現物資産の裏付けが必要ないのが特徴。これによって今後は、これまで投資手段のなかったアセットへの投資が可能になりそうだ。例えば商品なら「レアメタル」、通貨なら市場規制の多い「人民元」、オルタナティブなら「ヘッジファンド指数」などへの連動も可能。

 ETNは2006年に米国で初めて上場された、まだ新しい商品。米国以外では、英国、ドイツ、イタリア、シンガポールなどで上場されている。沈滞する東京市場の起爆剤になる可能性があり、すでに過熱する上場に向けたラッシュは、4月以降の同市場の活況を暗示しているようだ。

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