フランシス・ベーコンが描いたフロイドの肖像画、30億円で落札

 アイルランド出身の画家フランシス・ベーコンが、親友の英画家ルシアン・フロイドを描いた肖像画が、競売大手サザビーズが英ロンドンで10日に開催したオークションで2300万ポンド(約30億8000万円)で落札された。

 落札されたのは、ベーコンが友人のルシアン・フロイドを描いた3連作の肖像画「ルシアン・フロイドの肖像のための3つの習作(Three Studies for a Portrait of Lucian Freud)」。同作品は1965年から個人が所蔵し、公開されていなかった。予想落札価格は700万~900万ポンドで、約3倍の高額落札となった。

 このほか、同じオークションで、スペインの画家サルバドール・ダリの1929年制作の絵画「ポール・エリュアールの肖像(Portrait de Paul Eluard)」が1348万ポンド(約18億円)で落札された。

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