インテル「ノキアには失望」

 半導体世界最大手インテルが11日、ノキアとマイクロソフトがスマートフォン分野で包括業務提携を結んだことについて、「ノキアには失望している」とのコメントを出した。

 インテル、ノキアの両社は「Meego(ミーゴー)」というOSを開発しすでに発表している。ミーゴーとは「携帯電話向けだけではなく、マルチデバイスだ」とインテルは主張しており、今後も提携関係は続いていくものの、両社の関係に横やりが入った格好ということは否定できない。

 ノキアは同社のスマートフォンの新プラットフォームとして、マイクロソフト社製のものを採用することにしたのだ。スマフォ市場での戦いが激しくなると同時に、それに比例してOSのシェア獲得争いも激化していく様を現す一つの実例となった。

 インテルは来週スペインで開催される世界最大の通信事業者イベント「Mobile World Congress」で、携帯電話市場への戦略を披露するとしている。


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